L-アルギニンとL-シトルリンは共にアミノ酸の一種で、いずれも体内におけるNO(一酸化窒素)の合成と密接に関わっています。
血管拡張作用のあるNOの血中濃度が高まると、血流が増大して心臓や脳、その他器官により多くの血液が行き渡るようになり、結果として酸素や栄養もより多く行き渡らせることができます。
NOには血管拡張作用以外にも、神経伝達物質としての働きもあり、しかも隣接するシナプス間を行き来するだけの神経伝達物質とは異なり、神経細胞全体に影響を及ぼす、いわゆる拡散性神経伝達物質で、記憶学習能力などと深く関わっていると考えられています。 |