L-トリプトファンはタンパク質に含まれる必須アミノ酸の一種で、5-HTPの前駆物質。
L-トリプトファン→5-HTP→セロトニン→N-アセチルセロトニン→メラトニンと代謝されてゆくことから、気分転換やリラックス、睡眠導入といった働きが期待できます。
セロトニンは脳血液関門を突破できないため、経口摂取をしても脳内で利用されることはありませんが、L-トリプトファンは脳血液関門も通過することができ、脳に働きかけることが可能であると考えられています。
脳内物質の前駆体であるほかにも、L-トリプトファンには免疫機能を調整するキヌレニンや、必要であれば循環系や神経系の健康を維持するナイアシンにも変換される性質があります。
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