今までに紹介されてきた抗酸化栄養素の中でも、その強力な抗酸化力が抜群なことで知られているアルファリポ酸。
水、脂に溶け、体内のどこにでも移動でき脳に入り込める唯一の抗酸化物質であり、ビタミンCやEが不足すると、その代わりとして働くとされています。アルファリポ酸は、心・血管系の病気や白内障、老化の予防、免疫系の強化に非常に役立ちます。 何よりも、アルファリポ酸の特異作用としては、ガン遺伝子などの有害遺伝子抑制などがあります。また、アルファリポ酸は糖の取り込みを増やし、糖の代謝を正常化させると考えられており、欧米では糖尿病性神経障害の治療に用いられており、日本国内でも2型糖尿病に効果的だとされています。 |