日本のサプリメントの中には粗悪品があってもおかしくないと記載しましたが、サプリメントという立場がしっかりと確立されていないからです。食品の中に入っている以上、薬と違い効果を期待してはいけません。だから粗悪品が多いというのは栄養も取れないのにサプリメントと銘打っている可能性があると言うことなのです。
サプリメントのせいで健康に害が起こるというよりも、栄養補助食品としての栄養補助ができない可能性もあるということです。価格に踊らされず、しっかりとしたサプリメントを摂取したいものです。
最悪のことを考えると、体に害の及ぶサプリメントが100%無いとは言い切れません。しかし、その可能性よりも、わたしたち消費者の知識不足のせいで健康被害が出てしまうことも少なくありません。薬との併用、摂取のしすぎなど、我々の責任も無いとは言い切れません。
悪質メーカーにだまされることはあってはいけませんが、私たちも最低限の知識を持ち、確かな目で判断する必要はあると思います。
弊害を生む薬事法ですが、われわれ消費者を守る薬事法でもあります。サプリメントの誇大広告、あいまい表示を禁止されていますがそれだけに頼ることなく自分自身でも判断すべきことだと思います。
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